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良い間取りで運気が変わる?!家相占い 第1編

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1.家相とは?

家相占い

普段生活をする家と運勢には、密接な関係があることはご存じでしょうか。
新築やリフォーム、引越しをする際に、運気の上がる家に住みたいと思う方も少なくないはずです。
そんな時に役立つのが家相占いです。
聞いたことがある方も多いかと思いますが、家相がどんなものなのか知らない方も多いでしょう。
今回は家相がどんなものか、詳しくご紹介します。

■中国の占いが基礎である家相

家相とは、住んでいる土地や家の間取などから、住む人の吉凶を占うものです。
家の方角や部屋の間取り、門や窓の位置から家の色、形状など細かく鑑定します。
家相占いにも様々な種類が存在しますが、一般的に行われる家相占いは、風水学または九星学を使用して行われるものです。
どちらの占いも中国より伝わる易占術を基礎に、陰陽や五行思考の影響を受けています。

■家相をみることで分かること

人間は家に住んで日々を暮らしています。
毎日住む家ということは、家には住む人の運勢にも大きな影響があるといえるのです。
もし住んでいる家が吉であるなら、運勢も良い方向へ進む傾向があります。
しかし、凶に当てはまる家であれば、どんなに運勢を上げようとしても運勢が低下傾向にあるのです。
それくらい、家というものは大切なものと言えます。
たとえ、凶の家であっても、家相を理解して改善することで、吉に当てはまる家に変えることが可能です。
また、新築やリフォームを検討している場合は、運気を上げる家づくりの参考にもなるでしょう。

■家相の基本

今、日本に存在する家相の流派は3つあります。
まず、生年月日から運勢を読み解く九星学をベースとした「神谷古歴派」、2つ目は風水学をベースにした「松平東鳩派」、3つ目は九星学と風水学の両方を使う「松平琴鶴派」です。
流派によって家相への考え方や鑑定する方法に違いがあります。
しかし、家の中心点を重視、方位図や方位盤の使用、陰陽道の概念が基本、木・火・土・金・水の五行概念の重視、鬼門や北を凶とするなど、基本的な部分は一致しているのです。

■家相の見方とは

家相を見る時は、家全体の構造から確認していきます。
家全体がどのようになっているかが、運勢で一番影響している部分なのです。
全体の鑑定ですが、まず家のつくりに着目しましょう。
全ての家が長方形の形をしているのではなく、玄関だけとび出ている、1階が2回より張り出ているなど、家によって形状は様々です。
そして、鑑定に大切なのが家の「張り」と「欠け」になります。
張りのある部分は、その部分の方角が意味を持つ運が強く、逆に欠けている部分は、その部分の方角が持つ意味が不足していると判断すること可能です。
もちろん、家全体を直接目で確認することはできませんが、設計図を見ることで全体図を把握することができます。
張りと欠けは、建物の一辺の長さを基準にして決定します。
一辺の長さのうち1/3以内に出っ張っている部分があれば、そこが張りです。
一方、1/3以内にへこんでいる部分が欠けになります。
張りと欠けは家族の健康面に影響があり、それ以上にも家族の運勢に大きな影響を与えるものです。
張りは方位が持つプラスの作用、欠けは方位が持つマイナスの作用となるため、方角が持つ意味を理解する必要があります。
家全体を把握することができたら、次は部屋の配置などを鑑定しましょう。
部屋などは家の中心からどの方角に位置しているかが、鑑定での基準となります。

■整え方で変わる相

家相ではいろいろな決まりごとがありますが、少し工夫するだけでも家を良い相にすることができます。
その基本要素は「清潔にする」「明るくする」「風通しを良くする」と、誰でも気軽に始められるものです。
例え、風水や気学で良い間取りにしても、家や部屋を疎かにしてしまえば、幸運は運ばれません。
良い運気を呼び寄せる家相へと整えるためには、3つの基本要素を心がけることで、家全体に良い気を取り込み、家族全体の運勢も良い方向へと導くことができます。
新築やリフォームは難しいと思っている方も、まずは基本要素を実行して家相を整えてみましょう。

2.家相の歴史

家相はどのように誕生したのでしょうか。
家相が誕生したルーツ、そして日本での影響など家相の歴史についてご紹介します。

■古代中国の占いをベースに誕生

家の間取や方位などから住まいの相を占う家相のルーツは、古代中国の占いが起源と言われています。
古代中国神話に登場する帝王・伏儀(ふくぎ)が「易」を創造したことで占いの始まり、中国では古くから運命学に興味と関心を持ち、過去の出来事での経験や知識から、法則を見出して未来予知するために、運命学が生まれたのです。
中国の歴代王朝は政治にも易や相学などの占いを取り入れるほど、占いは古くから盛んなものでありました。
そして、紀元前6世紀頃に中国の思想家で哲学者であった孔子が家相学をまとめ上げたことをきっかけに、当時、黄河中流域に住む人々の風土、習慣知識を陰陽五行説と十千十二支に体格付け、そして法則したものが家相です。

■日本独自の家相へと変化

日本へ家相が入ってきたのは奈良時代、推古天皇の時代と考えられています。
仏教と共に伝来した風水の思想に、住居を陽宅風水、墓地を陰宅風水とするものがありました。
この陽宅風水が日本独自で発展し、中国にはない家相となったのです。
家相が入った奈良時代では、聖徳太子が臣下へ家相を学ばせていたとも言われています。
また、日本では土地の相を示す地相と家相は別物という定義がありますが、総じて家相と使われています。
平安時代になると家相は宮廷建築に用いられていましたが、平安京では四神相応や鬼門など地相学に基づいて建設されたそうです。
その後の時代にも宮殿建設には家相が取り入れられ、さらに貴族や武士の住まいにも利用されるようになりました。
また平安時代中期頃は陰陽道が最盛期を迎え、安倍氏や賀茂氏といった陰陽師が方位や月日の運勢が書き込まれた陰陽雑記は代表的な書籍となり、家相や地相の記述もあります。
江戸時代になると日本建築様式もほぼ確立され、今まで中国の占いがベースとなっていた家相も、日本の気候や風土、習慣などが取り込まれ、日本独自の物へとなったのです。

■江戸から近代の家相

江戸時代には家相が流行し、1800年初頭は最も人気を博したそうです。
今まで宮廷や貴族、武士と位の高い家に家相は使われていましたが、庶民向けの家相書が増加しました。
研究では刊行された年月は不明なものが多いですが、100冊にも及ぶと言われています。
この時代に発行された家相書の一部は、「風紀を乱す」という理由から江戸幕府により、墨消し処分や禁書と扱われる書籍も数々あったそうです。
しかし、庶民からの家相の流行は明治、大正以降にも続き、明治5年(1872年)には淫祠邪教(いんしじゃきょう)の類として政府によって家相が禁止になった記録も残っています。
この流れは大正、そして昭和初期まで続き、戦後まで停止されていたのです。

このように、現在の日本にある家相は中国の思想や占いをベースに、陰陽道や日本の環境に合わせて変化、そして発展したものです。
そして、江戸時代には今ある家相が形づくられ、現在でも家に関わることでは使われる占いとなっています。
占いと聞くと宗教的なイメージや迷信だと思う人も多いでしょうが、そのような先入観は排除し、家相を取り入れて住み心地の良い家を造る選択肢と言えるでしょう。

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3.風水と家相、何が違う?

家の中を見るという意味では、風水も家相と似ている部分があります。
そのためか、風水と家相を同一に思う人も少なくありません。
実際、家相では風水や九星を使うこともありますが、それらとは少し違うところがあるのです。
では、似ているようで異なる家相と風水の違いについてご紹介します。

■風水と家相の本質とは

・風水の本質

風水は古代中国の思想です。
都市や住居、建物などの位置の運勢を決めるために使用され、物を設置する位置によって気の流れを整えます。
風水の本質は風や水、土などの自然のエネルギーと調和し、気の流れを活かして運気を上げるものなのです。

・家相の本質

家相も風水と同じく中国から伝来したものが変化、発展した開運学になります。
陰陽五行説に基づいて、家の位置や方角、構造、間取など、家主と家の相性だけでなく、方角が持つ意味から運勢を決定するのです。

■家相と風水との違いとは

家相と風水に違いがあるというなら、風水は家全体で気の流れを捉えており、家相の場合は吉凶それぞれの条件に当てはまっているか、部屋ごとに細かく分析して鑑定するところです。
どちらも自然のエネルギーを住宅に取り入れる思想は一致しています。
しかし、風水では地勢や方位、地脈から建てる家や墓地の場所などを決め、家相は家や敷地を整えることが本来の性質です。
また、風水で住居や墓地の吉凶は、家主の生年月日から求められる運命学の要素によって判断されます。
家相では陰陽五行説だけではなく、風水や九星気学で鑑定する流派もいるので、流派によっては風水同様に運命学を求めることもあります。

■鬼門や方位の捉え方に違いがある

家相や風水で鬼門と聞いたことがある方は多いかと思いますが、実は風水と家相では鬼門の捉え方に違いがあるのです。
家の中心から北東と南西の方角を、表鬼門、裏鬼門と言います。
日本では古くから鬼門を特別視しており、家の吉凶に関わることから鬼門を忌み嫌い、避ける傾向があるのです。
表鬼門、裏鬼門を一直線の線で結び、その戦場には玄関や吹き抜けなどの開口部、トイレや浴槽などの水回りは設置しないことが、家相の条件となっています。
しかし、中国の風水では鬼門を凶方と解釈しない場合もあるのです。
ですが、玄関やベッド、机の向きなど物の設置に細かい定義があることは、風水の特徴と言えます。
また、家相では方位角度を東南西北が30度、東南、南西、北西を60度に分けていることが多くあります。
ですが、風水は八方位を45度ずつに分けている部分も、家相とは異なる部分と言えるでしょう。
鬼門や基本的な方位の捉え方が違うところに、家相と風水に違いがあります。
捉え方が異なるため、自分が求めることを考えて、合った方法で家を鑑定すると良いでしょう。

ところが、現在と昔の住宅は異なるため、家相だけの考えでは使い勝手が悪い家になってしまう可能性があります。
そうなると運気が上昇するどころか、むしろストレスが貯まり、自然と運気も下がってしまう傾向にあるのです。
そのようなことにならないためにも、家相によって見つかったマイナス部分は、風水で診断できるラッキーカラーやラッキーグッズを設置するなど、互いを補う方法が良いでしょう。
家相と風水は異なる捉え方による違いはありますが、どちらも快適で住み心地の良い家にして、運気を上げるという本質的な意味では特別な違いはないと考えられます。

4.鬼門とは?

■「鬼門」とは?

鬼門という言葉を、皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
漢字だけを見ると災いをもたらすような意味に見えますが、実際に鬼門とはそれだけの意味を持つものではないのです。
そもそも鬼門は、奈良時代から中国より伝わってきた家相に由来しており、古代中国において北東から異民族が侵攻してきたり、南西から台風や季節風などの自然災害が多いことから、鬼門として恐れられていました。
その思想は家相と共に中国から日本へと考え方が伝わり、同様に戦争や伝染病などの災いは北東や南西から来るものが多く、鬼門の考えも根付いていったのです。

■表鬼門が良くない理由

表鬼門と呼ばれる北東の方位は、元々日当たりが悪く寒い、湿気が篭りやすくジメジメしている、家が傷みやすいという点があります。
そのため、北東にトイレや浴室などの裸になる場所を作ってしまわないように注意が必要です。
特に浴室は、裸になる脱衣所とお風呂の寒暖差が激しすぎてヒートショックを起こしてしまう可能性も高くなってしまうので、寒暖差をなくす対策、もしくは北東にお風呂を作らないようにすることが大切です。
家づくりにおいても断熱性の高い構造にすることで外側の影響を減らしたり、風通しを良くすることでジメジメを取り除くなど、様々な対策を行うことができます。
さらに、これは表鬼門だけではなく裏鬼門にも言えることなのですが、鬼門に玄関を作ると人間関係が悪化してしまうと言われてしまします。
これは、寒さや熱さのせいで来客が不快に感じてしまう、そして靴などの臭いが篭りやすくなってしまうことが要因につながっています。
ですから、鬼門に玄関を作ることは避ける、もしくは作ったとしても寒さ・熱さ対策や通気性の向上などに注意して作ることで鬼門でも吉の空間にすることができるのです。

■裏鬼門が良くない理由

裏鬼門と呼ばれる南西の方位は、夏になると日差しが強くとても暑くなり、物が腐りやすくなります。
そのため台所には不向きと言われています。
もしも裏鬼門にキッチンを作る場合は、西日に気を付けながら風通しを良くすることで対応可能です。
また、昔は鬼門封じとして、神社や仏閣などでもらった御札を鬼門に貼ることもありましたが、現在は鬼門封じをしなくても西日対策のブラインドや遮熱サッシ、災害対策用のシャッターや雨戸などを用意することが肝心です。

■鬼門を無理やり避けると凶の空間に

家相を気にして鬼門を避けるために、複雑な間取りにする方も実際にいらっしゃいますが、鬼門を避けて複雑で使いづらい間取りにすることで家相が大凶になってしまうことがあります。
現在の家では鬼門であっても高気密や断熱構造、窓の配置、設備、内装材などを変更することによって、鬼門を吉の空間に改善することができるのですが、回避ばかりしていると、新しい鬼門ができてしまい昔はなかったシックハウス症候群や家庭内事故などのトラブルが発生してしまう恐れもあるのです。
鬼門を無理やり避けて住みにくい間取りにするよりも、現代の建築技術や資材を活かして鬼門とうまく付き合っていくことが、家相としては吉と言えるのです。

このように、鬼門を恐れずしっかりと対策を練ることでより良い家づくりにつながります。

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5.運気の良い土地を選ぶには?

家づくりを行う時に、家相も重要ですが、土地相も重要なポイントとなります。 むしろ、家づくりよりも土地決めを行う必要があります。 新しく土地を手に入れてそこで家づくりを始めるという場合、かなりのお金が必要です。 せっかくお金を支払うのであれば、なるべく悪い土地相の敷地に家を建てるのではなく、より良い敷地に家を建てた方が良いです。 ですから、しっかりと土地相もチェックしておきましょう。

■敷地選びのポイント

ポイント①:日差し

土地相で敷地選びをするポイントの一つは、日差しです。
東や南に遮るものがなく、日差しを受けられる敷地は良い土地相を持っていると言えます。
例えば大きな木が生えていて日差しが受けられないという土地だと全体的に日当たりが悪くなってしまうので、良くないのです。
また、その逆で北の方位に川や水路などがあると、冷気や湿気が家にも溜まりやすくなってしまうので注意しましょう。

ポイント②:風通し

風のある環境は湿気を防ぐことができ、良い環境をいつも保つことができます。
なるべく風通しの良い土地を選ぶようにしましょう。

ポイント③:土地の形

土地の形も非常に重要です。
基本的に正方形や長方形が良く、同じ敷地で高低差がない土地が良いと言えます。
特に三角形の土地は広さを活かすことが難しく、しかも建築単価が高くなりやすいため、土地相は凶となります。
家相においても土地が三角形だと家事や争いが増えやすいため、なるべく正方形や長方形の土地を選ぶようにしましょう。

■その他の土地の吉凶ポイント

上記の他にも様々な吉凶ポイントがあります。
こちらの知識も土地探しに活かしていきましょう。

・山の麓や崖下、渓流の出口

山の多い日本では、特に地方において山の麓に家を建てることは多く見られます。
しかし、このような場所は山崩れや洪水などの自然災害に巻き込まれてしまう可能性が非常に高いだけではなく、百病のもとから逃れられないとも言われています。

・丁字路などの道の突き当り

道の突き当りにある家は交通事故が起こりやすいのはもちろん、強風や失火などの自然災害の被害が大きくなりやすく、しかも逃げ道の確保が難しくなってしまうため火災などの万が一のことが起きてしまった時に逃げられなくなってしまいます。

・西側に幹線道路などの大きい道路がある

土地の近くに道路があると、一見騒音などの被害が出やすいと考える方も多いかと思いますが、実は吉相となります。
これは、西側は元々日差しの関係で窓やドアはなるべく小さくした方が良いという家相があり、この家相通りに家を作ることで大きな道路があっても騒音や排気ガスといった問題を回避しやすく、しかも大きな道路があることでプライバシーが守られやすいという利点を兼ね備えています。
そのため、西側に幹線道路などの大きい道路があるのは土地相的に見ると吉なのです。

・玄関口にある大樹

玄関口に大樹があると気が入ってくる大事な玄関に日光が入らなくなってしまい、家の中の陰気を出すことができなくなってしまいます。
人が出入りする時も使い勝手が悪く、しかも雷が落ちてくる可能性も高いため凶相と言えます。

・西側にある大樹

玄関口に大樹があると凶でしたが、一方で西側に大樹があると吉となります
。 特に北西に大樹を植えることで家を守り、幸せを招き入れてくれるという言い伝えがあります。
もしも西にある大樹を切ってしまうと子孫が絶えるという恐ろしい言い伝えもあるので気を付けてください。

・土地の中に木の根っこが残っている

通常土地を掘り返して木の根っこがないか調査するのですが、これが行われていなくてそのまま家を作った場合、根が腐ってくると土地が陥没してしまう可能性や、残った根がシロアリの巣となって家に甚大な被害をもたらしてしまう場合もあります。

・南にある空き地

南側に空き地があると、家を遮るものがないため太陽の恵みを十分に受けることができ、しかも風通しが良くプライバシーが守られやすいというメリットがあります。

これらの土地相は日当たりや災害などを考慮している、理にかなったものも多いため、ぜひこちらを参考に土地を選んでみてはいかがでしょうか。

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6.方位と部屋の関係

■玄関

玄関は家の顔であり、幸福を呼び込む場所です。
ですから暗くて清潔感のない玄関にならないように、明るく清潔に保つことが大切と言えます。
玄関の吉相は、東、東南、南、北西です。
特に南東は生命力を司る太陽の光が入りやすく、その力により家運が上がり、家主は出世することができると言われています。
逆に凶相は太陽に恵まれない北西や裏鬼門の南西、西日が当たりやすく夏は暑い南西です。
また、玄関付近に洗面所を設置すると、帰宅後の手洗いやうがいが習慣づくことから、健康運が上昇します。

■リビング・ダイニング

家族団らんやお客様をもてなす応接室にもなるリビング・ダイニングは、基本的に大凶となる方位はありません。
しかし、家の中心だと通気性が悪く、さらに日が入りにくく暗い印象となるため、凶相となる可能性があります。
リビング・ダイニングは通気性や日の辺りが良い場所を選ぶことが望ましいので、選ぶなら東南、南、東がおすすめです。

■キッチン

以前は居間とキッチンが別々の部屋となっていることが多いですが、現在はリビングと繋がっている間取りが主流となっています。
キッチンの吉相は東南、東、西北です。
特に東南は明るさも風通しもよく、キッチンの位置としては理想的な方角と言えます。
昔から表鬼門のある北東のキッチンは「家族に病人」「主婦や娘に災い」、裏鬼門の南西は「気力をなくした家族の突然死」など凶相と言われています。
南西は夏になると温度が上がるため、食中毒の恐れもありますが、現在は温度や衛生管理の設備も良いので、工夫すれば凶相の方位でも安心して設置することができます。

■浴室

日常生活でも大切な浴室は、火と水を扱う場所であるため、キッチンやトイレと同じく、設置する場所には気をつけなくてはなりません。
湿気によってカビが生えやすい場所で、衛生的、健康的に良くないことから、寒くて暗い北東、風により火があおられ火災が起きやすい東南は大凶と言われています。
しかし、現在はシステムバスなどが主流なため、鬼門方位を気にすることなく、風通しの良い場所を選ぶと良いでしょう。
吉相は東南、東、西北、西です。
特に東南は日が当たりやすいので湿気を抑えることができるので、衛生的な浴室となるでしょう。
東も同様に火が当たりやすく殺菌効果がありますが、寒い時期は乾きにくいので風通りの良い設備が必要です。

■トイレ

家相の古書によると、北や北東は日が当たりにくく、寒さから健康に害が出ると言われています。
寒い空間で下半身を出して排泄をすると、血圧が上昇することから心筋梗塞や脳梗塞になってしまう恐れがあるのです。
寒い位置でのトイレは、なるべく部屋の温度差がないように設備を整える必要があります。
一方、夏場は温度が上がりやすい南西は雑菌などが繁殖しやすいため、特に良くないと言われているのです。
明るく衛生的にもいい東や東南を選ぶと良いでしょう。

■寝室

疲れをしっかりとれる寝室づくりをこころがけることで、運気を上昇させることができます。
寝室での吉相は東南、東、北西、北です。
北は夫婦の結びつきを強め、堅実な家庭をつくり上げることができます。
北西は物事を落ち着いた方角なので、安眠に最適な方位で、金運や健康運に恵まれるでしょう。
東南は物事の調和を示す方位なので、明るくエネルギッシュな若々しい夫婦でいることができます。
東も東南と同様にエネルギッシュですが、中高年には適さない方位です。

■子ども部屋

子ども部屋は東南、南、東、北西が吉相です。
東南は太陽が入りやすいので、陽気で人気者タイプの子どもに育ちます。
そして、東も明るく風通しもよいので、文武両道を目指す子どもに最適です。
南は火の性質を持つので、芸術性や直観力を養うことに最適ですが、イライラしやすい欠点もあります。
南西は小さなお子さんには向きませんが、自立心の強い子どもに育てることができるでしょう。
南西はメンタルに弱い子どもに育つ可能性があるので、避けた方が望ましいです。

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7.運気が良くなる間取りとは?

■快適で家族が健康に暮らせる間取り

子どもの成長を見守り、家族の健康を望むのであれば、リビング・ダイニングと子ども部屋は明るく、気持ちの良い風が入る東南が望ましいです。
太陽の光には人を前向きな気持ちにさせ、やる気と根性を与える性質を持ちます。
さらに風通しが良いとジメジメとした室内にならず、カビや雑菌、ダニなどアレルギーの原因となるものの発生を抑えることができるのです。
リビング・ダイニングでも自然の光が入ることで、家族が穏やかな気持ちで生活することができ、家族円満にも繋がるでしょう。

■人が集まり、くつろげる間取り

玄関を北東にし、和室を南西、リビングを南、ダイニングを南東にして続けることで、広々とした空間になります。
このようなのびのびとした空間があると、自然と人が集まりやすくなり、ゆっくりくつろげる家にすることが可能です。
南西の和室は夏だと暑いですが、部屋の北西に小さな窓を付け、南側に大きな窓をつくって風通りを良くすることで快適になります。
リビング・ダイニングも南側に窓を設置することで、玄関ホールより風が通り、過ごしやすい家となるでしょう。

■夫婦円満の家にする間取り

太陽には人を元気にさせる力を持つため、バリバリ仕事をしたい方は寝室を東南にすることがおすすめです。
日差しをよく取り込むには、東側に大きな窓を取り込みましょう。
しかし、夏場は日差しが強すぎるため、日差しを防ぐカーテンの設置、断熱対策もしっかり行うことが大切です。

■自然エネルギーを感じる間取り

心身ともに癒されることも運気を上げるためには必要なことであり、自然エネルギーを取り込むことが望ましいです。
玄関は温度変化の少ない北東にし、他の方角よりも暗めになってしまうため、インテリア雑貨は明るいものを置くと、運気が上がります。
そして和室やリビング・ダイビングは上記の間取りと同じく南側を窓に、南西が和室、リビングが南、ダイニングが南東と広々とします。
夏は南風により快適、そして冬場は日が当たりやすく快適に過ごせるでしょう。
また、洗面所と浴室は暗く寒い北東になりますが、照明を明るく、換気扇などで通気性を良くする、寒い冬はヒーターを完備させることで、悪い相を回避することが可能です。

■三角形の敷地でも強運を呼ぶ間取り

三角形の土地は、その形を活かそうとでこぼこの多い間取りになりがちです。
しかし、そうなると家の強度が低下し、大きな地震での耐久性や死角の多さから防犯面でも心配になります。
そのため、大凶相とも言われていますが、でこぼこを減らす間取りを考えることで耐久性も上がり、強運を呼び込む家相にすることが可能です。
三角形の鋭角スペースを余らせることはもったいない気もしますが、でこぼこを減らすためにも空き地をつくり、四角形を意識した家の間取を考えましょう。
空いたスペースは花壇や菜園など、見通しが良いフェンスに変えることで防犯面も安心です。
キッチンは対面式にすることで、ダイニングを明るくし、使いやすくすることができます。
部屋全体を明るくすることで、自然と運を引き寄せることに繋げることが可能です。

運気を取り込む家にするには、まず使いやすく快適な家にすることが大切です。
家相では方位や部屋の位置などが関わりますが、特に部屋の明るさや風通しの良さを意識することで、自然と良い家相にすることができます。
もし凶相の部屋となってしまっても、照明を明るくしたり、明るいインテリアを設置したり工夫することで、凶相も吉相へと導くことは可能です。
新築やリフォーム、引越しを検討している方は、家相を参考に運気を呼ぶ家にしてみましょう。

8.家相で覚えておきたい『張り』と『欠け』

上記でもご紹介しましたが、家相では「張り」と「欠け」はとても重要な要素となっています。
張りは吉、欠けは凶と言われていて、家相にも大きな影響をもたらします。
では具体的にどのような影響をもたらすのでしょう?

■張りや欠けは家の耐久性に大きく影響する

張りや欠けというのは、通常四角形となっている家から飛び出したりへこんだりしている部分を指します。
張りは吉と言われてはいるものの、実は凶相にもなりかねないものということを知っておきましょう。
ではどうして凶相になってしまうのでしょうか?

張りや欠けがある家は、その分風通しや採光が遮られてしまい、日中でカラッと晴れているのにジメジメしてしまう場所を作ってしまいがちです。
家相において1日日光が入り込まない場所を「全陰影」と言い、凶相であることを指します。
光が入り込まない家の中もジメジメしてしまい健康被害も出やすく、日光の入らぬ家には医者が入るという言葉が出来てしまう程です。
ですから、張りや欠けを作っている家では採光と風通しの面を考慮していかなければなりません。

さらに、あえてデザインとして張りや欠けを多く持った家がありますが、このような家の場合、屋根も非常に複雑な形になっている場合が多く見られます。
屋根が複雑化してきてしまうと、雨漏りが起きやすくなったり、いつも日陰になってしまう部分が出やすいため、家自体の耐久性も落ちてきてしまうのです。

ちなみに、耐久性にはつながりませんが、張りや欠けがあることで家の周囲に死角を作ってしまい、防犯面はあまり良くないと言えます。
空き巣に入られたり放火の危険性も高いので、張りや欠けのあるお家では、しっかりとした防犯対策を心掛けましょう。

■建物の強度を考慮した張りと欠けを作る

張りや欠けを作る時は、建物の強度を考慮した作り方をしなくてはなりません。
特に耐震性においてはかなり重要なものとなります。
建物には質量の中心点となる「重心」と、強度の中心点となる「剛心」があります。
2つの中心点の距離が短ければ短い程、地震が発生した時の揺れが少なくなるため耐震性に優れていると言えるのですが、距離が長いと耐震性が低くなってしまいます。
特に張りや欠けのある家は重心と剛心のバランスが崩れやすく、耐震性が弱くなってしまうのです。
ですから、張りや欠けを作る際は、建物の強度を考慮した作りにしていくことが大切です。
張りや欠けがあることは一概に悪いとは言えません。
張りや欠けがあっても安全・快適に住むことができる家が一番家相として理想的な家と言えるでしょう。

記事・写真 協賛提供元:ADTIME Co., Ltd.

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